MT4を再起動した際に最新版バージョンのMT4がある場合には、アップデートするための案内が表示されますが、今朝一部のブローカーでその表示がありました。
バージョンアップが必ずしもMT4の安定動作につながると言うわけでもないようで、build225以降のバージョンアップでは、いろいろとトラブルが起こる場合があるようなブログ記事をあちこちで目にします。
自分自身ではそのようなトラブルが起こったことはないのですが、あわててバージョンアップしてトラブルに巻き込まれるのも嫌なので、最近はアップデートの案内を無視しています。
今朝もいつもの通りそのアップデートの案内を閉じようとしたのですが、そこに記載されている内容に目を疑いました。
これまでの最新バージョンはbuild229だったと思ったのですが、次のバージョンはbuild388と大きく番号が変わっています。MT4を使い始めたころはbuild210番台だったと思いますが、それから下一桁が増えていく程度のバージョンアップを繰り返してきたと思います。ここにきて、これだけ番号が大きく変わると言うことは、それだけあれこれと変更が行われたと言うことなのでしょうか?
詳細は
Metaquotes社のサイト をチェックしてみないとわかりませんが、今のところまだ情報は掲載されていないようです。それにしてもその間の100以上のバージョンはどこに行ってしまったのでしょう?すべて実用に値しないような内容だったのでしょうか…?
いずれにしてもアップデートの内容が分かり、動作の安定性が確認できるまでは、アップデートは見送ろうと思います。
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2011/02/27(日) 09:00:23 |
情報
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FXCMで提供されているMT4は、FXCMのTS2(トレーディングステーション2)への発注をブリッジングするツールでしかなく、MT4上で確認できる取引結果は正確なものではありません。正しい取引結果はTS2を参照する必要があります。
ブリッジングの精度に伴うものなのかわかりませんが、MT4にて約定したレートとTS2で約定したレートとの違いが生じてしまい、ポジションを決済するとMT4上の損益と若干の誤差が生じてしまうようで、その誤差を修正するためにMT4の履歴には Auto Account Sync with FXCM と言う名目での補正が行われていると思います。
そのような補正が行われたりすることや、EAの成績が他と比べて今一つだったので自動売買では利用するのをやめてしまった口座があるのですが、先日、MT4上ではまだ余剰証拠金に余裕がある状態だったのに全ポジションが一斉に強制決済されるようなことが起こりました。状況としてはマージンコールを受けたような状態です。
サポートに状況確認を依頼したところ、決済時の有効証拠金(Equity)と必要証拠金を計算してきて、有効証拠金が必要証拠金を下回ったので、マージンコールになったとごく当たり前の回答をしてきました。
その必要証拠金を計算しているレバレッジを確認してみると、EURUSD10万通貨当たり15万円、USDJPY10万通貨当たり10万円とレバレッジが約100倍となってます。
あれ?MT4のレバレッジって200倍じゃなかったっけ?と思って新規にポジション建てて必要証拠金を確認してみると、EURUSD10万通貨当たり7.5万円、USDJPY10万通貨当たり5万円とMT4上ではレバレッジが約200倍になっていることがわかりました。
要するにMT4上では必要証拠金が半分で計算されていたために、MT4上では余剰証拠金に余裕がある状態であったにも関わらず、TS2上では証拠金不足の状態になりマージンコールとなってしまったようです。
MT4はあくまでも取引ツールでしかなく、正確な取引結果や口座の詳細はTS2を参照するようにと言うことですが、MT4とTS2とでレバレッジが異なるなんてことは初めて知りました…。
結構致命的な設定ミスだと思うので、これまでにも同様のトラブルがあっても良さそうですが、ネット上ではそのような書き込みを見つけられませんでした・・・。ひょっとして自分の口座だけ異なる設定になっていたのでしょうか?
いずれにしてもFXCMにてMT4を利用している方は、一度MT4とTS2のレバレッジを確認しておいた方が良さそうですよ。
今回の件についてはまだFXCMと協議中なのですが、MT4とTS2のレバレッジが異なることをクレームした後、MT4のレバレッジの修正が行われたようです。修正対応してくれたのは良いのですが、どうやらドル建ての口座と勘違いされたようで、状況はさらに悪化してしまいレバレッジ換算する約10000倍になってしまっています…。
2011/02/16(水) 06:24:09 |
FXCM関係
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使えるねっと さんの登場で日本国内でのWindowsVPSサービスもだいぶ安価になりましたが、
KDDIの系列のCPI さんも安価なWindowsVPSの提供を始めたようです。
メモリ1Gの一番安いプランだと年間契約をすると月額1500円程度、半年契約でも月額2100円とかなりリーズナブルな価格のようです。残念ながら初期費用が5000円ほどかかってしまうので、短期間利用して更新せずに解約するような場合はかえって高くついてしまうかもしれません。
現在、30日間の無料お試しサービスをやっているようなので、VPSの使い勝手や利用しているMT4サーバまでのping等を計ってみたいと言う場合には、とりあえず申し込んでみるのも良いかもしれません。
ただし、お試しサービスで提供された環境は、その後VPSの契約をしたとしてもそのまま使い続けることはできず、30日後には消去されてしまうようなので、その点は注意が必要です。
以前使えるねっとさんを試させていただいた際には、平日にサーバメンテナンスを行われたり(現在はサーバメンテナンスは週末に行うようにしているようです)、サポート体制がいまひとつ満足できなかったりしたのですが、CPIさんはサーバメンテは週末のみで、稼働率100%を保証しており、専任のエンジニアが24時間365日常勤し監視しているということなので、かなり安心して利用できそうな感じです。その辺はやはりKDDIの系列と言うネームブランドを掲げるだけのことはあるような感じを受けます。
とりあえず今年に入ってから1ヵ月ほど利用してみた感じでは、問い合わせたりクレームしたりする必要があるような案件は一つもなく、今のところ非常に安定しているように思えました。今後利用者が増えてきたら状況が変わるかもしれませんが…。
現在MT4を4つ、それぞれにEAを8つほど稼働させていますが、メモリの使用量は20%程度となっているので、メモリ1Gのプランでも十分使える感じですよ。ただし、やはり海外のブローカーのMT4サーバへのping値はだいぶ大きくなってしまうので、スキャル系のEAを動かす際にはその点は不利になってしまうように思います・・・。
段々と海外のブローカーが使いづらくなってきたので、仕方なく国内のブローカーを利用しないといけないようになった場合には、国内のVPSサービスは大変重宝するのではないでしょうか…。
2011/02/01(火) 06:37:57 |
VPS
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