今週からライブ口座の売買履歴公開予定でしたが、ODLの追加口座開設が間に合わなかったので、今日は映画ネタです。新規口座じゃないんだから、もっと早く手続きしてくれたら良いのに・・・。
さて、この映画、変なタイトルですが、ある実話に基づいたフランス映画です。
有名女性ファッション雑誌の編集長として活躍していた主人公がある日突然、脳梗塞を起こし、かろうじて一命は取り留めたものの、身体の自由を完全に奪われます。唯一可能なのは、左目で瞬きをすること。この瞬きを使って外界とコミュニケーションを行い、自伝を書き上げると言うお話です。
タイトルの意味は、「たとえ身体は”潜水服”を着たように動かなくても、記憶と想像力で”蝶”のように自由に羽ばたく」ということのようです。
ストーリーとしては感動する内容のはずなのですが、映像美を追求したと思われる演出が気になってしまい、自分としてはあまり心が熱くなりませんでした。凝った演出よりもストレートでわかりやすい演出の方が好きなんです・・・というかきっと単純なんですね。
主人公のような症状はロックト・イン・シンドロームと言うらしいです。要するに意識はしっかりしているけど、外界とのコミュニケーションが取れなくなってしまい、精神が身体に閉じ込められているという状態ということですね。まったくコミュニケーションが取れなくなってしまうと植物状態ということになってしまうのだと思うのですが、こちらは完全にロックト・インされてしまうわけです。
主人公の場合は、まだ瞬きによって自分の意思を示すことができるのですが、もし瞬きさえも出来なかったら、考えていることが一切外に伝えられなかったら、自分ならどうするだろうか、また親がそうなってしまったらどのように対処するだろうかなどといろいろ考えてしまいました。
命の重さ、人生を如何に全うするかという重いテーマの映画が続いてしまいましたが、単純な娯楽映画もいっぱい観ていますよ。
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- 2008/05/20(火) 07:09:20|
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